科学的根拠(エビデンス) の、説得力

先週読んだ二冊の本、

1.医者が教える食事術 医学博士牧田善二 ダイヤモンド社

最近話題ですね、金スマで見て早速買って読みました。

カロリーと肥満は関係ないとか、脂肪は食べても太らないとか、「マジか!?」という内容でした。

ダイエットに行き詰っていたけど、なるほどと思い実践してみます。

2.「学力」の経済学 教育経済学者 中室牧子

三年前の発行当時から気になっていた本、やっと読みました。

巷に育児本はあまたありますが、子供の個性はそれぞれだし、母親も家庭環境もみな違うので、誰にでも当てはまる普遍的な育児法があるのか、ずっと疑問でした。参考程度に読むしかないと割り切っていました。

ですから、たまたま成功した育児法が正しいとは限らない、というのは納得です。

 

この2冊には、どちらも「科学的根拠」「エビデンス」という言葉が頻繁に出てきます。

統計データや比較実験など、科学的根拠を得られれば、そこから導かれる結論は間違いないということです。

 

住居・住まいに関しては、建築学的な観点からは住み心地などの「エビデンス」は示しやすいでしょう。湿度と温度の関係や、熱・音の伝わりやすさ、あるいは、住居階数と健康の相関関係とか。いろいろたくさんあります。

社会学的には、人口問題や、家族問題…。

住居に関して、ほかにも地理学的・教育学的・経済学的…エビデンス、きっとありますよね。

家相や風水でも、こういう「エビデンス」が、示せればなあ…。