すっかり古くなった空き家をどうしよう?
家の中の家財道具もそのままだし、
庭木も荒れ放題、
もう誰も住まないし使う予定もない、
こんな空き家を一体どうしたらいいのか?
地方のありふれた住宅街、
最寄り駅からも少し遠い…
そして古い空き家…
相続してあるいは相続が予定されていて
悩んでおられる方は多いのではないでしょうか。
そこでもし、
「そうだ、!
建物を解体して土地だけにして売ろう!」
と決断されたとしたら、
「ちょっと待って!」
いくつか確認しておくべきです。
たとえば、次の3つのこと。
1、まずは解体費用
家屋丸ごと取り壊す解体工事は素人には無理なので、解体工事の業者さんに依頼します。
見積もりは可能なら数社取りましょう
意外と価格帯に幅があったりして驚きます
工事費用が安ければ良いというものではありません。
不法投棄など違法なことにつながってはいけないし
実際に分別して処分するのは手間も費用もかかるものです。
(住宅は木材、セメント、瓦、ガラス、鉄など金属、その他様々な種類の材料が使われていますが、
処分にはその分別が必要です。)
一方で、見積額が高ければ安心できるかというと、それも問題ありです
一般の人が解体工事の相場に詳しくないのをいいことに、
なかには法外な請求をする業者もいるようです
(困りますねー)
数社を比べてみると、適正価格も見えてくるでしょうし、
クチコミや紹介なども手がかりになりそうです。
2、それから税金と解体の時期
解体工事を任せられる業者さんが見つかった、見積もりも納得した、
さあ解体だ!と
それでもまだ早まってはいけません。
土地、建物には固定資産税や都市計画税が課税されています。
そのうち土地は、住居が建っていると特例で減税されるので、
建物がない場合の6分の1ほどに税額はなっています
そして建物が解体されてなってしまうと、
つまり更地になると、元の税額を請求されます
つまり土地の固定資産税が6倍くらいになります
もちろん建物の固定資産税は払わなくて良くなりますが、
総額では高くなるでしょうから
あとで慌てないようにしましょう
毎年4月〜5月、地元の市町村から
固定資産税.都市計画税の納付書が送られて来ます。
これは、その年の1月1日の所有者に送られて来ます
(ちなみに、年度途中に家屋解体したからといって、
その分の固定資産税が戻ってくることは、ありません。)
そして1月1日に建物がないと、土地だけの税金になります
(年末に市役所の職員の方が、
建物の状況を確認するそうですよ。)
つまり、一般的には年明け過ぎてから解体にかかることが多いのではないでしょうか。
もちろん、売買など取り引きのタイミングによってはこの限りではありませんけど。
3、もしかして解体しない選択肢も
さて、古い空き家=解体、
と考えず、そのまま利用する方策も考えてみましょう。
もちろん、敷地や建物の状況によって違うので、一概には言えませんが、
環境保護の観点からも
建物を再利用することは有意義と
思われます。
特に、たくさんの空き地がすでに売りに出されているような地方では、
古くても建物があれば、
そういった売地と差別化できますので、
安易に解体しないことです。
また、一旦取り壊すと再建築ができないとか、同じ規模の建物が建てられない、
いわゆる既存不適格建物の場合は、
なんとか建物を修理して使う方が得策、ということもあります。
しかし解体せずに
古い建物を使う人がいるのか?
と思いますよね?
いるんです!
古家を探している人はたくさんいますよ!
都会か田舎か、立地によっても違います、
福岡県久留米市とその近郊について
空き家のこと、
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