祝! お取引、無事完了、おめでとうございます! 不動産売買は時間がかかることがあります。余裕を持って取り組みましょう。

不動産の取引において、検討して合意して契約、そこから決済と引き渡しまで、時間がかかることがあります。

契約したのだから、売主さんとしては早く現金化できればいいし、買主さんとしては早く所有権を移して利用したいですから、早く決済できるに越したことはないでしょう。

不動産業者としては、不測の事態を回避し、手続きをスムーズに進められるようにするのが使命です。

しかしいくつかの原因で、思ったより遅くなることがありますから、注意が必要です。

いくつか挙げてみました。

売主側の理由

  • 不動産権利証がなくなっている。
  • 移転(引越し)先が決まらない。
  • 残置物撤去が終わらない。
  • (実測売買の場合)測量が終わらない、計測できない。
  • 相続になってしまった。
  • 行政の手続きが終わらない。(農地転用許可など)
  • 隣地との協議がまとまらない。(境界など)

買主側の理由

  • 資金の問題が発生した。
  • 銀行融資がおりない。
  • 気が変わった。事情が変わった。

 

他にもありそうですね…

とにかく、円満に決済・引き渡しが済むまで、仲介業者は気が抜けないのですよ。