高齢化社会の日本、認知症の高齢者が増えているそうです。
今年になって、「民事信託、家族信託」のテーマでお話を聴く機会が何度かありました。
相続=遺言、ばかりでなく、いろいろある相続対策、その中でもこの「民事信託、家族信託」は面白い特徴があるなあと思います。
認知症対策として、そして二次相続対策として、検討の価値ありです。
これまでは認知症になってしまうと、有効な財産運用・活用の手段がなくなっていましたが、民事信託ならこのリスクを解決できます。(ご本人が認知症になる前に民事信託の契約をしなくてはなりませんけどね)
自分の考えがしっかりしているうちに財産を承継・整理してすっきりしてしまいたいが、全部譲ってしまうのも不安だ、という時も、財産にある種「ひも」をつけたまま、信頼できる方に託すという選択が、民事信託ならできます。