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大雨情報 リンク先一覧表
福岡県久留米市在住、
２０１８年２０１９年２０２０年の大雨の様子を記事にしたら、
大雨のたびにたくさんのアクセスを頂くようになりました。
大雨の時にリアルタイムの必要な情報が得られるように、
こちらにリンク先をまとめてみました。⇩⇩⇩
久留米市の公式ホームページより
久留米市の公式ホームページ (河川増水に伴う水門・樋門・樋管の開閉状況)
この公式ハザードマップは毎年精度を上げ続け、とても見やすく分かりやすいものになっています。
ｗｅｂ版と紙面版とあります。
特にｗｅｂ版がおすすめです。
「浸水ハザードマップ」だけでなく、「道路冠水注意マップ」もよくできています。
「浸水ハザードマップ」は、標高が基準かと思われ、
浸水エリアの色がついていても近年の浸水実績はなし、というところが多くありますが、
「道路冠水注意マップ」は、道路冠水の実績を基に作成されているので、
新たな物件情報を見る時は必ず確認するようにしています。
（2021．1月現在）
(関連情報)
- 気象庁 土砂災害警戒情報（新しいウィンドウで表示）
- 気象庁 気象警報・注意報
- JR九州 列車運行情報（新しいウィンドウで表示）
- 西日本鉄道運行情報（新しいウィンドウで表示）
- 九州電力停電情報（新しいウィンドウで表示）
- 道路情報（新しいウィンドウで表示）
- 九州防災ポータルサイト（新しいウィンドウで表示）
- 家庭での風水害対策
全国の皆様へ、お住まいの地域の災害リスクを調べてみましょう。
2021年8月14日 お盆なのに 大雨特別警報
今年は例年より梅雨入りが早く、梅雨の降水量は少なく、
いつもですと梅雨末期に豪雨となりますが、それもなくてあっけなく早々と梅雨明けとなりました。
もしや秋の台風時期に豪雨かと心配してましたが、
なんと、このお盆の時期に、大雨特別警報が出される事態となっています。
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しかも今回の大雨は、降り続けるのが長い！
台風は一日すれば通り過ぎますが、
梅雨ならもう少ししっとり降りますが、
今回は激しい雨が断続的に、何日も延々と降っています。
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全国的にコロナの感染状況が増えている中で、お盆の帰省は控えめだと思いますが、
各種交通機関に大きな影響もありました。
中でも驚いたのは西鉄大牟田線が終日運休となったことです。！（8/14）
滅多にないことです。（8/1５には復旧。）
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今回も久留米市内、福岡県内、九州北部の各地や西日本、全国で
大雨による被害が出ています。
「数十年に一度の、」と言われる大雨が毎年降っているのですから、
もうこの規模が毎年降ると覚悟して備えるべきだといえるでしょう。
ますますハザードマップ説明の重要性が増しています。
「水害ハザードマップにおける対象物件について重説時に説明が義務化 2020年８月２８日より施行」
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２０１８年の内水氾濫以降、久留米市では対策が進められました。
ポンプの増強や、水門の開閉状況の周知、
堤防を高く、広く補強し、浚渫工事も各所で行われていました。
おかげで堤防決壊などはありませんが、
内水氾濫はやはり程度の差はあれ、どこかで発生するようです。
雨の脅威が増している、ということでしょうか…。
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床上浸水、床下浸水、雨漏れ、車の水没、がけ崩れ、…
どうか一日も早く復旧されますように、そして
皆様ご安全にお過ごしください。
2020年6月～7月 連続三年、大雨特別警報
２０２０年6月27日、朝、大雨の音で目を覚ましました。
今年も大雨すごかった。
「筑後川氾濫」のニュースサイトの文字に背筋が凍る思いでした。
記録に残る降水量で、筑後川の上流、大分県日田市での筑後川氾濫。
筑後川中流域では久留米市北野町、久留米市城島町で大きな浸水被害が出ました。
筑後川の水位は高く、久留米市街地の低地では内水氾濫による浸水被害も出ています。
福岡県南部の大牟田市でも冠水被害が大きく、
ニュース映像をご覧になった方も多いと思います。
心配して遠方の友人・知人から連絡もらったりもしましたが、
当方は、全く被害なしです。
同じ市内でも影響ないことが多いです。
今年は付近の道路冠水もありませんでしたよ。
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２０２０年は、熊本県でも大きな被害でした。
被害にあわれた方のご冥福をお祈りします。
2019年8月28日 連続二年、そして今年二度目の大雨特別警報
久留米、大雨。
数日前から降り続いた雨は、
8月28日未明には特に激しい雷雨になり、
戸外で叩きつけるような雨の音で、なかなか眠れませんでした。
こういうお知らせもスマホにきました。
土砂災害警戒情報と、̠河川の氾濫警戒情報など。
昨夕17時の避難準備の緊急速報から始まり、
今朝9時45分の緊急速報まで、15回です。
そのうち明け方の4時台から5時台には、8回。
いかに非常事態か、ということで、
担当する行政や各所の皆さんの緊張感は大変なものだったでしょう。
ありがたいことです。
(※あまりに回数が多いので、このあとは音が出ないようにスマホを設定してしまいました。
ごめんなさい、身の安全は確保しています。)
今回は、今年２回目の大雨特別警報です。
福岡県内では2018年も2017年もありました。
昨年の様子は下記に書いていますが、内水氾濫の被害が大きく、
その反省からか、久留米市の公式ホームページには̠
河川増水に伴う水門の開閉状況まで記載されるようになりました。
また今回の大雨特別警報についても、
ホームページのトップに緊急情報が見やすく配置されてますので、とても分かりやすいです。
河川の状況は、ライブカメラ で見られます。
今回の大雨特別警報は長崎県・佐賀県・福岡県にまたがり、広範囲でした。
増水・浸水・氾濫・土砂崩れ、道路やインフラの損壊も・・・
被害の大きくならないことを祈るばかりです。
2019年7月21日の大雨では、
雨が降り続き、夜が明けて気がつくと、
近隣の道路が冠水していて驚きました。
知る限り、こんなことは、初めてです。
敷地内に浸水しなかったとしても、
付近の道路が冠水すると、出入りができません。
線状降水帯、恐るべし。
というか、「線状降水帯」って、今まであまり聞いたことないんですが、
近年よく耳にするようになりました。
外を見ていると、雨の降り方が少し緩くなると、水もすーっと引き、
強く降り出すと、また水位が静かに上がってきます。
この時は短時間に大量の雨が降り、
雨水が川まで流れていくのが間に合わない、
という印象でした。雨水の渋滞です。
これまで、比較的平らなこの筑後平野に住んでいて、
土地の高低差を考えることはあまりありませんでした。
以前、横浜や神戸のすごい坂の街にも住んだことがありますが、
たまに久留米に帰ってくると平たい地面でほっとしたものです。
でも当たり前ですが、水というのは低いほうへ低い方へと流れていくのですね、
平らに見えても微妙な高い低いをとらえて、水は移動していきます。
ご近所でも、「ここにこんな水が来るなんて、知らなかった」との声。
なんだか意識が変わった気がします。
2018年7月6日 西日本豪雨
2018年、７月６日の大雨は、驚くほどの降り方でした。
久留米市では１７時過ぎに大雨特別警報が出ました。
福岡県内では前年も朝倉市を中心に、豪雨被害がありましたので、（2017年九州北部豪雨）
復旧がまだ完全でないところはどうなるのかと心配でしたが、
大雨は福岡や九州にとどまらず、西日本全域にとんでもない被害をもたらしました。
被害にあわれた方へ心よりお見舞い申し上げ、地域の一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
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今回、久留米市内の浸水被害も見聞きしますと、
かなり広範囲にかつ床下・床上浸水など日常生活に関わる大変な事態になっています。
これまで数十年間なかったような規模の被害ではないでしょうか。
今回の降水量の異常さに加え、
以前は田畑だったところが近年宅地開発されたり市街地化したりして、
水の逃げ場が少なくなってしまったというのも、ありそうな話です。
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もともと久留米は、耳納みのう連山に連なる東部の山地と、
東西に大らかに流れる筑後川が自慢です。
美しい四季と、温暖な気候に恵まれ、
果樹園や植木園芸、平野部では米・野菜・果物などの農業が盛んです。
ところが大雨警報となると、
山に近い地区では土砂災害、
川に近い地区では氾濫や決壊などの水害を警戒しなくてはいけません。
筑後川(別名゛筑紫次郎゛)が決壊して当時の市街地の８割が水没したという昭和２８年の水害の記憶からか、
現在では頑丈な堤防と水門と、防災訓練も毎年しっかりされています。
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ところが、今回の浸水被害は、「内水氾濫」ないすいはんらんという、あまり聞きなれないものでした。
内水はん濫とは、大雨により筑後川などの水位が上昇して支川・排水路の流れが悪くなった時や支川・排水路の能力を超える雨が降った時に、雨水が溢れ、道路や宅地などに流れ込むことをいいます。 (久留米市のホームページより)
筑後川にはいくつもの支流があり、通常ですと筑後川に注いでいますが、
大雨で筑後川の水位が上がり支流への逆流の恐れがあるときは、
支流との水門が閉められるそうです。
筑後川の水位は一時、危険氾濫水位にまで上昇していました。
そのため水門が閉められたことと、今回はポンプによる排水も間に合わない降水量だったため、
住宅地を含め市街地に浸水被害をもたらしたということです。
日頃からの危機管理と、今回の対応に関する反省の必要性を感じます。
下の写真は、７月7日の午後に撮影したものです。
前日に大雨特別警報が出たとはいえ、雨がやんで翌日になってもまだこの通り増水していましたので、驚きました。
いつもはゴルフ場や公園があり、のどかで美しい緑の河川敷が、
ただ大量の茶色の濁流になっていました。
筑後川中流にある筑後大堰おおぜき、こんなにフルオープンなのは、滅多に見れません。
この時の筑後大堰の状況について、詳しい説明があります。
7月5日～7月8日まで全開されていたようです。
基本的に地震は突然来ますが、台風や大雨は、気象予報が出ます。
年々激化する日本列島の自然災害、侮あなどらずに、対応したいものです。
お住まいの地域の防災について、再度確認しましょう。
参考までに…
久留米市のハザードマップでは、「避難判断マップ対象校区」をまず確認しましょう。
筑後川にはいくつもの河川が流れ込んでいて、
筑後川以外の河川の影響があるかを、把握する必要があります。
近年の豪雨は短時間に集中して降るため、
筑後川が溢れる前に、市内の中小河川が溢れてしまうようです。
筑後川には広い河川敷と高い堤防がありますが、
身近に流れる小さな川には、河川敷も高い堤防もないことが多いです。
内水氾濫による道路冠水のマップもあります。
道路冠水するということは、通行できなくなるだけでなく、
道路に面していて低い土地には当然水が入るでしょう。
ですから、「避難判断マップ対象校区」で調べて、
筑後川氾濫の場合、その他の川の場合、内水氾濫、と校区マップを見てみましょう。
国土交通省ハザードマップポータルサイト
～身のまわりの災害リスクを調べる～
浸水被害と不動産
「数十年に一度」の大雨が、「二年で三度も」あるいは「三年で四度も」降るなんて。
「大雨特別警報」が、「特別」でなくなるような。
これから家を買おうとする人は、まずハザードマップや災害被害の有無を調べるようになるので、
今後は不動産取引の景色も変わってきそうです。
この平らな久留米で、高低差に気を付けて街や道路を見るようになりました。
これは今までになかったことです。
「ハザードマップから建物の要注意箇所まで
あなたの命と資産を守るためこれだけは知っておきたい!」という本はこちら。
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